中高生へのTOEFL® テスト学習のすすめ
2020年の大学入試改革に向けて、一般入試でのTOEFL iBT® テスト利用大学数は年々増えています。
入学者選抜におけるTOEFL® テストの活用状況
中高生の皆さんの中には、大学入試や将来の留学に備えて「TOEFL® テストの勉強を始めたい」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、中高生を対象としたTOEFLテスト学習の進め方をご紹介します。
まずは無料のサンプル問題から
TOEFLテスト開発、運営元の米国Educational Testing Service(ETS)のサイトには、TOEFL iBTテスト過去問題を使用した無料のサンプル問題があります。
まずサンプル問題を利用して、実際の問題を解いてみることから始めましょう。
ETS提供TOEFL iBTテストサンプル問題(無料)
TOEFL iBT® Interactive Sampler
TOEFL iBT® Test Questions
TOEFL iBT® Quick Prep
サンプル問題に手ごたえを感じたら
上述のサンプル問題を解いてみて、「もっと問題を解いてみたい」「勉強を進めていきたい」と思ったら・・・
引き続き以下のETS教材を使用しながら、TOEFL iBTテストへの理解を深め、勉強に取り組んでいきましょう。
問題集
ETS公認ガイド TOEFL iBT® 第4版 CD-ROM版
The Official Guide to the TOEFL® Test 4th Edition
Official TOEFL iBT® Tests Volume 2 DVD-ROM版
※いずれも過去問題を使用
オンライン教材
TOEFL® テスト対策オンライン講座(MOOC)「TOEFL® Test Preparation: The Insider’s Guide」(無料)
※定期的に開講
オンライン学習プログラム「TOEFL® Online Prep Course」
オンライン模試「TOEFL iBT® Complete Practice Test」
サンプル問題に歯が立たないと感じたら
「難しすぎる」「さっぱり分からない」などと感じた場合TOEFL® アセスメントファミリーのTOEFL Juinor® テスト(*1)(日本語サイト)もしくはTOEFL Primary® テスト(*2)(日本語サイト)から始めることをおすすめします。
このTOEFL Juinorテスト、TOEFL Primaryテストも、TOEFL iBTテスト同様にETSが提供するTOEFLテストです。CEFRレベル(*3)では、A1からB2レベルの英語力を測定することができます。(下表参照)
まずこれらのテストを中心に勉強をはじめ、その後TOEFL iBTテストに移行することも有効な勉強方法です。
自分に合ったやり方で、今からTOEFLテストの勉強を始めましょう。
(*1)(*2)日本では、グローバル・コミュニケーション&テスティングが運営しています。
(*3)CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)は、語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために透明性が高く分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして20年以上にわたる研究を経て策定されたもので、欧州域内外で使われています。日本の大学入試においても、このCEFRを基に各資格・検定試験に求めるスコアを設定している大学が増えています。