TOEFL iBT® テストは筆記試験ではありません!
「TOEFL® テストと言われても色々と種類があって分からない。一体どんな試験なの…?」という声をよく耳にします。
現在、日本で受験できる公式TOEFLテストはTOEFL iBT®テスト(インターネット版TOEFLテスト)のみです。
以前はTOEFL PBT® テスト(ペーパー版TOEFLテスト)(*1)やTOEFL CBT ®テスト(コンピュータ版TOEFLテスト)(*2)が実施されていましたが、それらのテストはもう日本で受験することはできません。
日本で受験可能な唯一の公式TOEFLテストであるTOEFL iBTテスト(インターネット版TOEFLテスト)は、インターネットを介して全問題に解答する形式です。テストセンターで一人一台パソコンが与えられ、全ての問題をインターネットに繋がったパソコン上で解答します。
英語のアウトプット力が試されるSpeakingセクションとWritingセクションも、全てパソコン上で解答します。
「SpeakingとWritingをどうやってコンピュータ上で解答するの…?」という新たな声が聞こえてきました。
Speakingセクションは画面に問題が表示されるのでそれに対する解答をマイクに向かって話します。そして、その録音された音声がアメリカにいる採点官によって採点されます。
Writingセクションは全2問をタイピングで解答するので、普段からタイピングに慣れておくと本番でも有利です。
ご覧いただいた通り、TOEFLテストは筆記試験ではありません。例えば大学で課題として出されたレポートを書く時、皆さんはパソコンを使いますよね?今や大学生活や留学生活においてタイピングスキルを含めたパソコンスキルは必要不可欠なものだと言えます。TOEFLテストは実践に即したテストだからこそ、筆記試験ではなくコンピュータを使ったテスト形式なのです。
パソコンを使ったテストを受けたことがない・慣れていない方もご安心ください。皆様に是非おすすめしたい公式教材があります。
それは全て過去問で構成されたTOEFL iBT® Complete Practice Test です。ご自身のパソコンを使用して解答するオンライン模擬テストとして、受験者の皆様に非常に人気があります。日本では私どもの教材ショップでしか購入できない公式教材です。
まずはこのような教材を使いながらコンピュータ形式のテストに慣れていくと、自信を持って本番を迎えられるはずです。
(*1)TOEFL PBTテスト:日本では1964年から2007年11月まで実施された。現在は限られた国でのみ実施されているが、ETSは2012年2月に段階的廃止を発表している。
(*2 )TOEFL CBTテスト:日本では2000年10月から実施開始。TOEFL iBTテストの導入を機に、2006年9月に全世界で実施終了。