TOEFL iBT®テストとTOEFL ITP®テストって何が違うの?
TOEFL®テストは、1964年の開始以来、世界で最も多くの受験者に利用されてきた、英語を母語としない人々を対象に実施されている国際基準の英語能力測定試験です。実施・運営団体は米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)で、大学や機関で活用されています。
TOEFLテストは、現在以下3種類があります。
> TOEFLテスト日本事務局
種類 |
TOEFL iBTテスト |
TOEFL PBTテスト |
TOEFL ITPテスト |
形式 |
-コンピュータ形式 -テストセンターのコンピュータで、インターネットを通じて受験 公式TOEFLテスト |
-マークシート形式 -日本での実施は2007年に終了 |
-マークシート形式 |
構成 |
Reading, Listening, Speaking, Writingの 4セクション |
Listening, Structure, Readingの3セクション + Writing |
Listening, Structure, Readingの3セクション |
スコア |
0〜120 |
310〜677 |
310〜677 |
- *日本ではTOEFL PBTテストは2007年11月以降未実施
- *各TOEFLテストのスコアは相関関係があります。スコア換算表は、TOEFL® テストとの相関を参照。
例:TOEFL iBTテスト 61 = TOEFL PBTテスト 500 = TOEFL ITPテスト 500
TOEFL iBT®テストとはインターネット版のTOEFLテストのことで、現在日本で行われているTOEFLテストはTOEFL iBTテストのみです。英語圏の大学のキャンパスや教室で交わされるコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。
TOEFL®PBTテストは、マ−クシ−ト形式のテストです。同時に実施されるTest of Written English(TWE)のスコアはTOEFL PBTテストのト−タルスコアには含まれません。日本では、2007年11月を最後に実施が終了しており、ETSは2012年にTOEFL PBTテストの段階的廃止を発表しています。
TOEFL ITP®テストは、TOEFL PBTテストの過去問を利用した団体向けTOEFLテストプログラムです。大学や高校において学生や生徒の英語力測定、クラス分け、提携校留学や海外研修の選考試験、単位認定などを目的に全国20万人以上が受験し、500以上の団体で活用・利用されております。(団体向けのテストプログラムのため、個人での申込はできないテストです。)マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあり、内容はListening、Structure、 Readingの3セクションで構成されています。
各テストは高い相関関係があるため、4技能を測定するTOEFL iBTテスト対策や受験準備として、団体向けTOEFLテストプログラムであるTOEFL ITPテストを受験することが有効です。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。